焼畑の活性化

ここの土地は10年前まで焼畑で管理されていました。画像は数人で草を焼き、来春に 備える作業をしている様子です。灰は肥料となり害虫を防除し、新しい草となります。 焼畑は、地域に根ざした放牧景観管理の好例です。私たちはこの伝統的な知識を再び活 性化させることを目指しています。

社会関係資本の構築

本事業を開始する過去4年間、地域コミュニティと定期的にミーティングを行ってきま した。コミュニティはミーティングに積極的に参加し伝統的な知識や土地に関する情報 を共有し計画にあたって多くのサポートをいただきました。今後もコミュニティとの定 期的に協議を行い協力しながら地域活性化に努めていきます。

自然放牧とは何か?

自然放牧とは人工的な給餌を最小限に抑え動物が草やその他の資源で生き延びることが できるよう自然に放牧する方法です。通常1ヘクタールにあたり1-2頭の牛を飼育する ことができます。自然放牧は畜産コストを削減し草地の管理にも役立ちます。また、里 山の草地の量を制御し火災や自然災害のリスクを減らすことにもつながります。

自然放牧による里山システムの推進

日本人はかつて焼畑を行って里山を保全してきました。また、枝や葉を集めて燃料にし たり堆肥を作ったりもしていました。しかし、高齢化や都市部への人口流出により、日 本の多くの草原は管理が行き届かなくなっています。このような状況が放牧の重要性を 高めています。また、最近では質の高い食の重要性や価値が認識され、健康的な食を大 切にするようになってきました。自然放牧は、健康的で自然な肉を生産する方法の一つ であり放牧された動物は自然の中で成長するため舎飼と比較してストレスが少ないです 。Local Future Planningでは自然放牧を実践し自然放牧が経済的にも優れていることを 発信しながら自然放牧の文化を広めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Local Future Planning

 

 

 

 

LFP